11月30日(月)横須賀市立坂本中学校で、"おもてなし講習会"が開催された。
本来、中学2年生で実施される"職場体験"に行く前の心構えを学ぶという目的で開催される講習会であるが、本年はコロナ感染症の問題もあり、職場体験が実施されません。
それでも子ども達には、近い将来訪れる『働く』ということのための学びをしてもらいたいという坂本中学校の先生方の熱い思いを受け止め、本講習会が実施されました。
講習内容は、コロナ禍におけるマスクコミュニケーションの取り方に始まり、明るい発声、第一印象、身だしなみとおしゃれの違い、立ち居振る舞い、挨拶、敬語の練習、5S、報・連・相などなど、盛りだくさんの内容で、声を出したり体を動かしながらの講習を受講しました。
講習会の最後には、講師の佐野なおこ先生から、「今日習った内容は、働く人みんなが経験することでもあり、皆様のこれからにも役立つ内容です。初めてのことばかりですが、失敗を恐れずに、先ずは挨拶をしっかりと行ない、周りの人たちと良い関係をつくることから始めてください。」というメッセージがあり、講習会を終了しました。
職場体験は無くなりましたが、大人との接し方、社会人としての「おもてなしの心」を大切にした講習会は、生徒たちにとっても貴重な体験であり、将来につながるものとなりました。